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超上流工程入門編

講座5:構成要素<2>事業特性

構成要素<2>事業特性

それでは2つ目の事業特性についてご説明します。この事業特性は、今後のためにしっかりと整理しなければなりません。<今後あらゆる場面でこの事業特性を定義しておくことは有益です>

事業特性は事業構造を20のブロックに分けて考えます。この20は業種・業界問わず事業運営の基本的なものばかりです。

例えば、【得意先の特性は?】【流通ルートの特性は?】【最終顧客の特性は?】という特性が20あるということです。その中でも特に重要なのは、【商品・サービス】です。この商品・サービスの特性が業務特性を生み出す源泉であると私は考えます。(ここでは残りの特性は割愛します)

こうした事業構造について、あなたは例えば「自社の商品・サービス特性は何か」を定義しなくてはなりません。是非、メンバーの方々と討議してください。実はなかなか改めて聞かれると答えられないのです。

ここでは、まず特性を全て、記述ではなくモデル化してください。モデル化とは「○」と「△」と「□」と「⇒」で特性を表現するのです。私はこれを事業特性のモデル化と呼んでおり、イメージ化することで誰にでも説明できるものになるのです。このモデル化ができたら次は、定量化(数字)でパターンやボリュームを規定してください。細かな記述や説明がなくても、モデル化と定量化で7割方どこが問題になりそうかを浮かび上がらせることができるのです。

ここまで事業特性が整理されたら、先ほどご説明した「事業成長」を組み合わせてみてください。例えば現在の得意先モデルは「○」であるが、5年後のモデルは「□」になりそう。そのときの課題、ボトルネックは何か?と発想すると、将来起こりうる問題が浮き彫りになってきます。ここで発見された課題を解決するために・・・と考えるとまた新しいITテーマが浮かんでくるのです。

また、20事業特性とは別枠で4つの軸があります。それは競合特性・業界特性・アウトソース特性・他業種他業界特性の4つです。これらは次項で利用方法をご説明します。

ポイント
20事業特性に分解し、モデル化+定量化で整理をする
超上流構想メソッドセミナーより