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超上流工程入門編

講座6:構成要素<3>事業課題

構成要素<3>事業課題

ここでは、<2>事業特性をベースに以下の3つの発想法を利用して、20事業特性毎に課題を明確にしてITテーマを抽出する方法をご説明します。

3つの発想法とは、「事業成長」「ネット通販比較」「業種・業界経営分析指標比較」です。

「事業成長」からお話ししますと、20事業特性の一つ一つに、5年後161億に企業規模が増大したときに現状の特性はどのように変化するか?変化することによる課題は何かを考える方法です。当然、20全ての事業特性に課題が生じるかどうかはわかりませんが、5年後変化する特性を予見し、阻害要因になる特性や、今は影響が小さいが5年後に大きくなる可能性のある特性やパターンを見つけ出すのです。この結果の対策として具体的にITテーマを抽出できるのです。

次に「ネット通販比較」です。あなたもよく利用されるネット通販と自社の業務を比較してみてください。自社の業務というのは比較対象がなく、きちんと出来ているのかどうかがわからないというコメントを聞きます。私がよくお話ししているシンプルな比較方法は、あなたの企業の商品・サービスをネット通販すると仮定し、受注後のプロセスを実際のネット通販会社と比較してくださいということです。

最後に「業種・業界経営分析指標比較」です。調査会社からあなたと同じ業種業界の経営分析指標とあなたの会社の経営分析指標を入手し比較してみてください。このように、他社との差異を明らかにし、強化するための対策を考えることからITテーマというのは生み出されるのです。

自社が長年実施してきた業務はほんとうに世の中と比較してレベルが高いのかをこうした3つの考え方で評価することは非常に重要なアプローチなのです。

ポイント

相対的比較から課題を抽出する

事業特性単位に事業成長を想定する

自社の商品・サービスをネット通販すると仮定し、実際の通販会社のレスポンスと比較する

業界の経営分析指標と自社の指標を比較する

超上流構想メソッドセミナーより