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超上流工程入門編

講座7:構成要素<4>業務俯瞰

構成要素<4>業務俯瞰

業務俯瞰では、会社業務の関連概要図を描きます。この業務俯瞰は、今後の経営者や幹部、現場向けに構想を共有化する場合に特に重要なアウトプットとなります。この俯瞰図には、決まった描き方があります。まずは、横軸を「物の流れ」と「金の流れ」の2つに層別します。更に、物の流れはフロント業務とバック業務の2つに分けます。金の流れもお金が入ってくる「+」とお金が出ていく「-」の2つに分けます。これが横軸の4枠です。次に縦軸です。縦軸は会社の事業軸や商品軸とし、なるべく5つまでのパターンで層別してください。こうすることで、4×5の20のマスが出来上がりました。このマス上に、自社の●●業務というカタマリを貼り付けてみてください。その後、各業務を→で結んでみてください。これだけでまずは会社の基本業務の体系が出来上がりました。

次に、定量的な情報を書き込んでいきます。定量的とは、割合、件数、時間、体制、生産性等の業務実態やパターンを表す数字です。こうした数字を書き込むことによって、自社の業務実態が見えてくるのです。よく、業務俯瞰というと、業務フロー図と混同されるのですが、この業務俯瞰では、業務間や組織間を中心に表現します。「○」と「△」と「□」と「→」だけを用いて自社の業務俯瞰を描くイメージです。

また、こうした絵が出来上がると、是非、業務と組織を「統合できないか」「分割できないか」「固定化できないか」「変動化できないか」というテーマで討議してみてください。細かなことにとらわれず、大胆な発想を生み出せるかもしれません。

こうした業務俯瞰は今後の作戦図になり、情報の共有化の観点からも有益なアウトプットになるのです。

ポイント
20のマスで会社の業務全体図を描く→共有化のための作戦図
超上流構想メソッドセミナーより