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RFP工程入門編

講座9:アウトプット視点

アウトプット視点

RFPは講座1でも触れましたが、7つの章で構成されます。簡単に内容についてご紹介します。

1章 趣旨(システムの目的)

  • 現状課題/目指すべき姿

2章 業務要求

  • 業務基本要求/業務機能要求/業務フロー要求/画面・帳票要求

3章 技術要求

  • ITインフラ/システム能力/障害対策

4章 運用要求

  • 保守要求/教育・研修要求/移行要求/アウトソース要求

5章 予算

  • 初期費用/ランニング費用

6章 プロジェクト期間

  • 稼動計画
  • プロジェクト工程別計画

7章 特記(契約条件等)

  • 支払条件、著作権等

この7章の作成の役割は、1章+2章→プロジェクトメンバー+分科会メンバー、3章のシステム能力~7章→システム担当、3章のITインフラ→提案を受けるITベンダー依存(技術的な複雑性もあるため)にするのがベストです。つまり、RFP上の記述としては、「我々の要求を実現しうる最適なITインフラをITベンダーの技術をベースに提案されたし」ということで十分です。

アウトプット量は、1章から7章(本体)で、70頁~120頁が目安でしょう。参考資料を50頁程度とすると、RFP(提案依頼書)は最大200頁の大作となります。また、このページ量をみてビックリされるかもしれませんが、この程度の情報量がないと、ITベンダーが読み込んだときに、判らない部分が多すぎて、結果、いい提案を受けられなかったり、全く方向性の異なる提案を受けたりすることとなります。これを例えでいいますと、国内の東北の温泉旅行に行きたいのですが、ITベンダーからは、宇宙旅行の提案が出てくる場合もあるということです。

最後に、RFP工程時に並行して実施しなくてはならないのは、RFPを渡し、提案を受けたいITベンダーの候補選定です。また事前に、RFPを作成しているので提案してほしい、という意思表示と、RFP説明会までに、「機密保持契約書」の締結も完了しておかなくてはなりません。

ポイント

RFPの構成章は7つ。担当を決めて、しっかり記述せねばならない

ITベンダーへの事前説明は早めに、機密保持契約締結を忘れずに

RFPから企てる!経営×現場巻込型RFPリーダセミナーより