地域密着型の急性期医療病院として「良質な医療の提供」と
「職員の働き方改革」を様式9管理を通じて実現しています
病院概要※お客様への直接連絡はご遠慮ください。
所在地 | 福島県白河市六反山10ー1 |
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病棟数 | 3病棟 |
病床数 | 一般病棟 150床 (地域包括ケア病床20床含む) |
届出区分 | 急性期一般入院基本料6、 地域包括ケア入院医療管理料2 |
病院方針
二次救急医療機関として「24時間救急受け入れ」、「緊急オペ実施」などの救急医療態勢を構築しています。
高度な医療提供体制の構築のため、看護部ではスキルアップのための年間研修計画があります。
また、職員の働き方改革として多様な働き方や産休・育休の取得も推奨しています。
これらを実現するために、日々の様式9による看護配置基準チェックを徹底しています。
導入事例インタビュー
+CALCSをご導入されたきっかけを教えていただけますでしょうか?
看護部長職を後任に引き継ぐにあたり、今のやり方のまま引き継ぐのではなく、これを機会により良いやり方を模索したいと考えていました。
課題に感じていたものの一つに、様式9作成がありました。
当院では月平均夜勤時間数の管理は28日単位で行っているため、月間と28日単位の2つの様式9を作成していましたが、 28日単位は空白期間が存在しないように継続的に作成していく必要があり、その管理は非常に煩雑でした。
また、様式は「様式9ドットコム」公開の様式9Excelを利用していましたが、月間と28日単位の様式9を作成する際に、 時間短縮のためにExcel上で色々な作業を行っており、うっかり数式を壊してしまっていないか気持ちの面での不安が大きかったです。
(元看護部長 草野様[以下草野様])
たすカルクスでは、最初に「シフト一覧表」を作成しないといけないとわかり、「これは大変だな」と感じました。
当院では働き方改革を推奨しているため、同じ日勤でも出退勤時間の異なる多種多様なシフトが存在するからです。 しかし、やってみると、シフト記号と開始終了時間を一覧にするだけの作業で、案外簡単でした。しかも作業は最初の1回のみです。
一番大変な病棟日勤・病棟夜勤の切り分けは「たすカルクス」が自動で行ってくれるので、計算や登録の必要はありません。 病院の夜勤時間帯を変更すれば、それも自動で反映してくれます。
そのおかげで、夜勤時間帯を色々と変更してみて、一番最適な夜勤時間帯を見つけることができました。 以前は月平均夜勤時間がギリギリでしたが 、今はシフトや働き方を変更することなく、余裕をもってクリアできています。(草野様)
+CALCS導入後、どのような効果がありましたか?
看護部長職を引き継ぐにあたり、看護事務職を新設し、様式9は2名で引継ぎました。
以前のやり方では、様式9作成に時間がかかるので作成とチェックで精一杯でしたが、「たすカルクス」は簡単に作成できるので、様々なシミュレーションが可能です。
月平均夜勤時間の計算に一番有利な夜勤時間帯を見つけることができた以外にも、現行体制のままで夜間急性期看護補助体制加算を取得可能なことが判明し、経営面でも効果がありました。
(看護部長 宮川 様 〔 以下宮川様 〕)
様式9作成の引き継ぎとシステム導入を同時に行うと聞いて当時は「大変だな」と感じましたが、「たすカルクス」は数回出力しただけで理解でき、
その結果、様式9作成の引継ぎもスムーズに完了しました。
無料体験で設定したデータが有料環境に引き継ぐことができたのも良かったです。
最も大変だったのが初回に作成するシフト一覧表でしたが、一覧を作成することで院内で使用されている様々なシフトの種類を整理することができ、
今後の引継用資料としても活用できると思います。
(看護事務 芳賀 様 〔 以下芳賀様 〕)
今までは月平均夜勤時間をクリアするために、「1回だけ夜勤に入ってもらう」などを調整していましたが、今は殆ど不要になっています。
理由は2つで、夜勤時間帯シミュレーションの結果、日勤専従者でも夜勤従事者に計上できる時間帯を探せたことと、 28日単位の様式9を簡単に作成でき、調整の必要が無い事を早期に確認できることです。 (草野様)
以前は「危ないかな?」という感覚を頼りにシフト調整を行っていましたが、今はまず「たすカルクス」で様式9を作成し、
シフト調整が必要かどうか確認できるようになりました。(宮川様)
看護部長の依頼を受け、予定だけでなく月途中の変更や、控除を加味した確認・シミュレーションのために、何度も様式9を作成しています。 作成作業としては月間勤務表と控除表を更新してボタンを押すだけで様式9になってダウンロードされるので、とても簡単です。 28日用に切り貼りする必要もありません。
しかも「たすカルクス」から出力されるExcelは、様式9だけでなく「勤務表」と「控除表」が別シートに保存されるため、 根拠となった情報を直ぐに判断でき、とても助かっています。
以前は予定で作成した様式9を直接日々メンテナンスしていたと聞いていますが、そのやり方だと変更過程が残らないので、 どこまで更新したかわかりづらく、今の頻度での作成や確認は行えなかったと思います。(芳賀様)
+CALCSについて、今後のご要望はありますか?
現在は現行体制を起点として基準違反が無いかをチェックしてシフト調整に活かしていますが、 今後は、あと何名入職したら上の基準を取得できるのか、半年後の産休予定職員を考慮するとどうなるか、 等のシミュレーションを行いたいと思っています。
また、看護部全体の働き方改革をより進めるため、師長には今以上に「働きやすい勤務表」に注力してもらい、 その際のシフト変更や体制変更による施設基準への影響は「たすカルクス」を活用することで確認していきたいと思っています。(草野様、宮川様、芳賀様)
(2023年7月末時点の情報です)
ありがとうございます!
今後も看護管理に役立つ様々な
機能を提供できるように
頑張ります。